- 活用事例
日本とアメリカの引越し回数の違い!
日本とアメリカの引越し回数の違い!
先日、日本人とアメリカ人の一生の引越しの回数について、整理収納アドバイザーの方の
講演の中でおもしろいお話が聞けました。
日本人は成人してから引越しが3-5回程度ですが、アメリカではそれが11-20回程度で平均17回くらいだそうです。
日本人と比較して約4倍近くでかなり多いですね!認識をあらためました。
アメリカの方は、その都度、家財などをどのようにしているのでしょうか?…
大変なことだなと想像します。
独身で家財が少なければ良いのですが、夫婦2人世帯やファミリーでお子さんがいる方は、
実は子どものものが意外と多いのだそうです。
特に日本では、なかなか自分の子どもの記念のものとなると、将来活用するわけでもないのに、しばらく取って置きそのままに、されたりするようです。
アメリカの方は、セルフストレージに一定期間保管をして、引越しの際にガレージセールをしたり、また友人に欲しいものを差し上げたりして身軽くして移動をされるようです。
日本では、なかなかガレージセールという慣習がないので、これが結構お部屋を占領して、結果、部屋を狭くなってしまうのではないでしょうか。皆さんはこんな場合の整理をどう考えますか?
特に日本人は、私もそうですが、今は利用しなくても当時は高価なスーツなどを購入して、すぐには手放せない、という方も少なくないと思います。
「当時は痩せていて、今は20キロも太り、もう着れないのに痩せれば着れるという思いでクローゼットに保管」この積み重ねが家財などが増える原因かもしれません。
本もそうです。特に雑誌などもそうです。本棚やマガジンラックがかんたんに山積みになります。1、2回程度目を通して、それ以降は、気になるページだけを見る程度だと思います。
半年1年経つと頭の隅にも記憶がなくなると思います。
5年くらい経って部屋の整理をした時にペラペラと見たりしますが、ほとんど流行や思考も変わり、いずれは手放すことになると思います。
先日、当社マイキューブの室内型トランクルームを15年間ご利用されている方にお話を聞くことできました。
その方はサッカーのコレクターで、2000年以降のスポーツ新聞、約20年間分をダンボールに20箱と雑誌が同じく20箱、応援グッズ、サイン色紙など記念品が山積みだったそうです。
本人は部屋にも沢山になり、トランクルームを利用して収納していましたが、なかなか整理が出来ず、もしこの荷物が自宅でコレクションがお部屋を占領したら家族に「どうにかして!」と言われていたのではないでしょうか。
日本人の特性でしょうか、「もったいない」という手放さない性質かもしれません。
最初に述べたようにアメリカ人は引越しが平均17回ということで、その度ごとにライフスタイルに合わせ、また家には気に入っているものを身近において、快適生活をエンジョイするような住まい方が多いのかもしれません。日本人の住まい方も近年グローバル化しています日本人の引越しの回数も増える傾向で、将来アメリカ的な生活環境になるかもしれませんね。