- ノウハウ
整理収納セミナーで『おうちを片付けてみよう』!!
3月2日(土)幕張ベイタウン地域連携センターにて、『おうちがみるみる片づく たったひとつのコツを覚えよう』という講習会に整理収納アドバイザーの方をお招きして当社主催で開催しました。
当日は主婦の方はもちろん、ご主人と一緒の方やお子さん連れの方もいて、合わせて約40名とたくさんの方々に参加していただくことができました。
講師の方は、転勤族生活で得た整理整頓スキルを活かし、全国で7名のみの整理収納アドバイザー1級認定講師、整理収納アカデミーマスターとしてご活躍されています。
そもそも片づけ・整理整頓と言っても、最初に何をすればいいのかと思います。
物を整理するにも順番があり、整理→収納→整頓の順に行います。
① 整理
まず、はじめに物を必要なものだけに減らすことが大事。
② 収納
次に必要なものを、何に収納すれば使いやすくなるのかを考えて選ぶこと。
③ 整頓
最後は使ったものを元に戻すだけ。頭を使わないで、無意識にある場所に返せる状態にすること。
この順番を間違えてしまうと、いくら毎日整頓してもすぐに散らかってしまう原因になってしまいます。
私はこの順番を聞いて、ハッとさせられました。なぜなら片付けてもすぐに物がどこにあるのか、分からなくなってしまうからです。ついつい便利な収納グッツに目がいって購入してしまい、収納するのに合ってなかったり、買ってみたものの使わないままになった収納ケースもあったりします。
また整理整頓にも順番があって、まず全て物を出す→出したものを分ける→分けたものを減らす(迷うものコーナーも作る)→減らしたものを仕舞うといった順です。
ここで気を付けることは、減らす基準を使うか使わないかで判断すること。(使えると思ってとっておくとどんどん物が増えていく原因に…)それと作業をしていくうちにヒートアップしてあれもこれもと勢いで減らしていかないことです。
使うか使わないか迷った時は迷うものコーナーへ入れて、時間をおいてもう一度判断することが重要だそうです。
当社のようなトランクルームを利用する方の大半は、迷い箱のような感覚で、次々と収納する方が多いと思われます。
手放す時は、「ありがとう」と言ってから手放すことで、今までで活躍してきてくれた感謝と捨てることの後ろめたさもこの感謝の言葉で軽減されるとのことです。
そして収納する時に、一緒に使う物を収納すること(グルーピングといいます)もポイントです。使う物を1か所にまとめることですぐ見つかる、使える、物がなくならない…と。
物の定位置が決まると、【探し物】が無くなるので、物があちこちに散らからなくなり、また物の置き場所が分かりやすくなると快適に過ごすことができると思います。
それには、家族全員が定位置を(物の定位置)を知っていることが大事とのことです。
とはいっても、すぐに片付け!整理整頓!と行動に移すのは大変かと思います。
そんな時はソファやテーブルなどの位置を変えてみることや、部屋の色を決めてみることから始めるのもいいかもしれません。
今回の講習会を通じて、片付けの仕方や整理整頓のお話だけでなく部屋を見るだけでその人の心や身体の状態が分かると話されていて、実際に講師に片づけを依頼した方で頭痛が改善されて、よく眠れるようになったという方もいらっしゃると聞いて驚きました。
整理整頓とは物を片付けるという物理的なことだけでなく、片付けることによって自分自身の心の整理整頓にも繋がっていくのではないでしょうか